日本にはベーシックインカムはないの?



ベーシックインカムとは、
すべての国民に支払われるお金、
日本語では基礎所得保障や基本所得保障、国民配当といいます。

現在日本ではこういった制度はありませんが、
これがベーシックインカムに近い考えとして定額給付金が実施されましたが、
継続的に給付されるわけではないと言う点で大きく違います。

一方、海外の少数の国ではすでに本格的に議論されています。

有名なのはスイスでしょうか。
スイスでは月額15~25万円程度を国民全員に支給するという案が議論されています。
これは、物価の高いスイスでも生活していけるだけの額です。
他にもカナダやオランダなどの一部地域で導入の議論に向けた実験が行われています。

では、ベーシックインカムには
どんなメリットやデメリットが考えられるのでしょうか。

まず、メリットとしては生活が保障されることで、
労働時間を無理のない範囲に収め、その分を休養や余暇、 社会貢献などにあてることができ、
低賃金で長時間労働を強いられることがなくなります。

また、一律給付ですので、
従来の生活保護や障害者給付金と言った
セーフティネットにかかる手間を省くことができます。

一方、デメリットとして考えられるのは、
生活が保証されることによる労働意欲の低下や
それによって社会の活力がなくなってしまうことです。
そうなると税収が先細り、結局ベーシックインカムを
給付する財源がなくなってしまうのです。

ベーシックインカムは、国民にゆとりのある生活を送ってもらうという国の考えです。
ゆとりといえば、リバースモーゲージローンというものをご存知でしょうか。
持ち家を担保に借りる高齢者向けのローン制度だそうです。
興味のある人は参考にしてみてはいかがでしょうか。